ほぼ毎日と言っていいほど練習に行ってるのに、いったいどうして全くウマくならないんだ・・・。

どうしてラウンドでいきなりドライバーが打てなくなるんだ・・・。

練習では50Yなんて距離100%に近い確立で打てるのにいざ本番となると全く打てなくなるし、セーフだと思って行くとOBだったり、これじゃスコアが全然良くならないぞ・・・。


はぁ・・・・ゴルフやめようかな・・・。
。゜゜(´□`。)°゜。

 




タタタタタタ・・・・




『待てぇーー!!コラァーー!!』



(´・ω・`)ん??





タラッタッタッタァーーー

タラッタッタッタァーーー

タラッタッタッタァーーー

タラッタッタッタァーーー





( ̄▽ ̄;)!! はっ!!まさか!






タラッタッタッタァーーー


ウクドナルド逃走



ウ・・ウクドナルドっ!!!
Σ( ̄ロ ̄|||)



はぁ・・・。
いつもの事だがあの野郎・・・また何かやらかしたな・・・。


ヤツの名前はドーナルノ・ウクドナルド
話せば長くなるがウクドナルドと俺は子供の頃からの腐れ縁で、産まれた時からあの風貌なのでいつも人から避けられ一人孤独に生きて来た男だ。

そんなあいつにも親友と言える存在が一人だけいた。


俺だ・・・。



俺は仕方なくウクドナルドの行きつけのバーへと向かった。


街外れの片隅でひっそりとたたずむそのバーで俺はウクドナルド以外の客を見た事が無い。


おそらくウクドナルドが店に訪れたとたん、彼の風貌を見た他の客は恐怖を感じ、そそくさと帰ってしまうんだろう。



ウクドナルドバー


俺が店に入るとウクドナルドは振り返り、いつもの不気味な笑みを浮かべ叫んだ。

「よう!!ブラザー!!すまね〜な!遅いから先に一杯ひっかけてるぜ!」

「あ〜どうせいつものトマトジュースだろ・・・。」

「おいおい!ブラザー!ガキじゃあるまいし俺がジュースなんか飲む訳ね〜だろ!こりゃ〜レッドアイのビール抜きだぜ!」

「・・・・・。」

コイツはどうしてもトマトジュースを飲んでいると認めたくないらしい・・・。


「それよりお前なんでさっき追われてたんだよ?」

「あ〜あれか。別に気にするほどの事でもねぇ〜よ。まぁ俺みたいな奴にもそれなりに趣味や好みがあるってことだ!」

「どういう言い分だよ・・・。

「ん?どうしたんだよ?今日はなんか元気がねぇーな。」

「いや・・・実は・・・。」


俺は最近、小柄なおじさんから聞かせてもらったゴルフ理論からドライバーの飛距離にこだわって練習しすぎたせいで左の肘を痛めてしまった事や前回のラウンドで、そのドライバーが不調でアイアン、そしてパッティングまで乱れスコアが伸びなかった事を話した。


話を聞き終わったウクドナルドはいつになく深刻な表情を浮かべ、今度は耳元でささやくように小さな声で問いかけて来た。


「なぁブラザー。まさか、その小柄なジジィって白髪のメガネ姿じゃないよなぁ?」

「えっ!?あ・・・ああ・・・確かに白髪でメガネをかけてるおじさんだったぜ。」

「・・・・・・。あの野郎・・・・。」

「な・何なんだよ!?お前あの小柄なおじさんを知ってるのか?」


ウクドナルドは俺の質問にすぐに答えようとはせず、トマトジュースで赤く染まったグラスを握りしめ一気に飲み干した。


そして、粉々に割れるかと思うほどの勢いで空になったグラスをカウンターに叩き付け、小さな声でつぶやいた。


「あぁ、知ってるぜブラザー・・・。」


「そいつはなぁ・・・おそらく・・・。」






「人間じゃねぇーぜ・・・。」


 

つづく・・・


*゚✲ฺ 読んで頂いてありがとうございました。✲゚ฺ*


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